*自主日本の会は連合赤軍問題を考える会(仮)を応援しています。
30年目の我が「連合赤軍問題」総括
塩見孝也
/span>/font>
目次 30年目の我が「連合赤軍問題」総括
(お読みになる場合は、お読みになる章をクリックしてください。3,4章は一緒になってます)
1章 問題の設定
1節 「30周年に際し、連合赤軍問題を考える集会」実行委員会を開催してみて。
2節 これまでのプロレタリア革命主義や「封建社会主義」批判らの総括過程とブント急進主義を「観念主義、主観主義」と矮小化し、それを連合赤軍問題に直線的にあてはめる清算主義者の見解。
3節 武装闘争の歴史的必然性を踏まえ、「連合赤軍はどのような限界」において敗れたか。
ーーーー超暴力としての非暴力思想、「覚悟」としての人間自主思想、人間主義/労働者主義、民族主義/の綜合としての人民主体思想。
4節 植垣の「殺すつもりはなかった。思想的援助をしようとした」 の「同志殺し」の居直り」は許されない。
2章 連合赤軍問題形成のプロセスとその節目、節目の問題。
1節 塩見の責任性について。
2節 7/6事件を赤軍派はどう総括したか。
3節 革命左派「遊撃戦争路線」の登場と「2名処刑」に見られるその功罪、「スターリン主義」の現実は何であったか?
@ 革命左派とは
A川島「遊撃戦争」路線、「銃を軸とする殲滅戦路線」を支える政治路線とは?
B川島軍事路線の教条性と花園軍事思想との共通性、赤軍派軍事思想とは?
Cスターリン主義の粛清思想に、無批判な体質
D赤軍派の「都市ゲリラ路線」への徐序の転換
E二人処刑をどう捉えるか
4節 山岳「同志殺し」の「共産主義化」の発生とその軌跡、構造----野合「新党」権力確立の為の「粛清劇」
@事実の蓄積を踏まえた現象の本質的解明を
A 無原則野合の組織問題の要素を入れると「共産主義化」の本質が良く分かる。「共産主義化」は2名「処刑」の延長にしてその質的発展であり、思想運動の衣を被った「粛清」である。
B 永田、森の野合「新党」への道。
C 「粛清」の展開構造・プロセスから「共産主義化」論のペテンを暴く。
5節 10日間の浅間山荘「銃撃戦」。
3章 連合赤軍問題から何を教訓とするか
1節 たとえ「革命的」「人民的」と言う言葉がその前に冠されようと「暴力は暴力」、軍事を美化せず、その自然発生性に拝跪しないように。
2節 軍事、暴力への自制と人間自主思想、非暴力思想の涵養
3節 「野合」の挫折を越えた階級派と民族派の正しい合流のために!日本人と日本を愛し、責任を持つ思想を!
4節 日本人民の実践に照らし自分の頭で、自主的に考えよう。マルクス主義、レーニン主義を相対化しよう!
4章 あれから30年経って思うことーーー21世紀を担う青年達に伝えること
2002年9月12日