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2月23日(月) 阿佐ヶ谷ロフトAで
「塩見塾」を開催します。



2008年2月 8日

塩見孝也

  ●2月23日に、僕の企画する阿佐ヶ谷・ロフトA、トークイベントの出演者が最終決定いたしました。

 的場昭弘氏、市田良彦氏、ピオ・デメリアさんのお三方が来てくださることとなりました。
 嬉しいことです。

 お二人は学者として著名で、かつ、世間上の人気もあり、活躍中の人であることは皆さんもご存知のことでしょう。

 ピオさんは弁護士、ジャーナリストとして、貴重な実践的経験と見識をお持ちの方です。これに平野さんと僕が加われば、大変興味ある、刺激性を持った実践的な論議、かつアカデミックで、理論的でもある面白いトークとなることは確実です。 



●トークイベント 「塩見塾」
場所:阿佐ヶ谷 Loft A
 杉並区阿佐谷南1−36−16−B1 Tel:03-5929-3445
18時30分開場/19時00分開演
【料金】:1500円(飲食代別)



★テーマ
 「資本論−現代グロ−バリズム資本主義−現代過渡期世界の変革の方向性をめぐって」

★パネラ− 
 ・的場昭弘
(神奈川大学教授、社会思想史、超訳「資本論」

 ・市田良彦
(神戸大学教授、社会思想史、ルイ・アルチュセール、アントニオ・ネグリ等のポストモダンが主な専門分野)

 ・ピオ・デメリア
(イタリア人、元「赤い旅団」弁護士、現日本在住、ジャーナリスト)

 ・平野悠
(ロフト席亭)

 ・塩見孝也



 ★的場さんは、このところ、マルクス思想、文献の研究、最近は経済学・「資本論」プローパーで、問題意識を深められて来、どんどん本を書かれ、多くの読者をもたれておられます。

 市田さんは、ポスト・モダンの分野で、「現代思想」らで論陣を張られ、ネグリらの研究で著名な方です。同時に、氏は、欧米の現代の民衆運動についても、研究され、該博な認識をもたれています。

 このお二方と鋭いイタリア・ヨーロッパ原体験をもたれるピオさんが加わられ、理論、原理上の問題やマルクス認識でトーク出来、あまつさえ、金融恐慌、世界過剰生産恐慌、現代グローバリズム資本主義論やそれを上向させたの変革の方向性らの実践上問題で、意見交換、議論できることは、僕にとっては堪えられないほどの喜びです。

 きっと参加者もそのように感じられ、興味をもたれると思います。

 これに平野席亭が、独自の視角から、茶々を入れたり、問題提起するものと思われます。
 
 僕はアカデミックであることで、皆さんの知的欲求を満足させつつかつ、他面では歴史的、社会的認識を踏まえた実践的討論が展開されれば、という欲深きことを考えております。

 この企画の構成、進行プランにつきましては、パネラーの方々と相談しつつ、適切なものを練ってゆこうと思っております。
 
 的場さんは、実は、フランス留学中からのぼくのミク友となってくださった方で、氏の通信、「日記」は、いつも興味深く読ませて頂いておりました。

 市田さんは、僕の大学の学生運動の後輩で、若い時から赤軍派や日本赤軍に興味をもたれていた方で、昨年、この方面で、ネグりをめぐっての足立正生さんとの「情況」対談を仕切ってくださった方でもあります。

 ピオさんとは、一昨年、若松孝二「実録・連合赤軍」の外国人記者クラブでの上映会の時、知り合い、仕事も含め、緊密なお付き合いをさせていただいております。
  
 皆さんのご来場を期待します。 よろしくお願いいたします。 (塩見)