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             康さん追悼会報告  塩見孝也


 4月10日、呼びかけ有志たちの努力で「康さん追悼会」は厳粛、かつ楽しく行われました。

 25名の参加者と一人の子供さんの参加者でした。参加予定の若い人らは、「三人のイラクでの同胞、民衆の拘束者即時解放、自衛隊即時撤退」の運動に参加し、メディアの方は、この仕事で駆けずり回り、掛け持ちだったり、参加できなかったり、でしたが、この追悼会は現在の必要とされている政治行動と密接に連帯しつつ、実現されていきました。

 参加者の気持ちは、康さんについてはいろんな評価があるが、「白船」平和義士団の実現に向け、朝鮮人の側から、尽力してくれた人、と言う点で共通していたと思います。

 又、彼の人生への参加者へのただならぬ興味は、彼が戦後の「在日朝鮮人と日朝関係を凝集しているから」と僕は思いました。

 在日の朝鮮人の友人の方々や生前、彼と親交のあったキリスト者、総連の方、元「白船」事務局の方や関係者、鈴木さんら一水会系の方々やパンタさん、上田哲さんの秘書の方、元黒ヘルで、21年の獄中闘争を闘った、仙台から来られたKさん、僕に彼を紹介してくださった主婦の方、メディアの方ら 多彩でした。

 正面フォワイト・ボードには「康さん追悼」の横断幕が張られ遺影も飾られました。

 一分間の黙祷、康さんの略歴と「白船」への関わりの紹介、塩見の挨拶、康さんの後見人の追悼と朝鮮人の立場からの日本人への「白船」運動への若干のお詫び、参加者全員の各自の思い出の披露、と進められました。

  旧事務局の「長崎市長からの対朝鮮国への“反核”メッセージを取り付けた」H君が、「3人解放、自衛隊即時撤退」の署名集めをしていた合間を縫って駆けつけました。署名を集めるためでもありました。

 僕は 「白船」の掲げた「独立不羈の民間自主外交の理念と4っのスローガン」は今も生命力を持って生きていると思いました。

康さんの冥福を祈ります。

 二次会は楽しくやられ、参加者の親善となりました。