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アメリカ帝国主義のイラク侵略に反対する。

                 自主日本の会

1, ある一国が自分が気に食わないと思ったら、その国の指導者とその政権を勝手に空爆を続け、あげくの果てには20数万の軍事力を発動し、その国の領土に乗り込み、取り替えることが国際通念の如くなりつつある。石油利権が狙いであることはミエミエであるがそれにしてもこのような横暴が白昼公然とまかり取っている事態は余りに奇々怪々な事態でないか。国と民族の主権は最高尊貴されるべき、と言った国際法の基本原則は一体何処のいったのか。この国は近くはアフガニスタンに干渉し政権と体制を暴力で交代させた。どれだけのアフガン民衆が死傷したか。そして問題が1つでも根本解決したか。否であり、戦乱は今も続いている。

 この一寸前にはパナマに対してもそうした。カリブ海でも同じコトを度々やった。

 一寸だけ手口は変わるがより残虐、狡猾な形でイスラエルを使そうし、パレスティナの人々をどれほどひどい事態に追い込んでいることか。

 このような政治、経済、軍事による支配の為の行動の有り様を帝国主義、侵略主義、覇権主義と言わずしてナント言ったら良いのか。  ところで、アメリカ帝国主義に追随し、日本小泉政権はイージス艦4隻の中の一隻派遣を決定した。又掃海艇の派遣やフセイン政権打倒後に自衛隊の派遣を目論んでいる。

 イージス艦はミサイル艦であり、飛来する200のミサイル等を把握、追尾でき、それをアメリカにそのまま電送できる能力を持つという。イラクが日本を侵略の敵対国と見なさない理由は何処にもないであろう。このような機能は全くの戦闘、戦争機能であり、日本はイギリスに次ぐ重要な対イラク参戦国家となる。 

     第一次対イラク侵略戦争では日本は破格の130億ドルをアメリカに貢いだ。今度もそれに匹敵する侵略負担金を拠出するであろうが、今回は加えて最高級の戦闘艦を派遣しようとしているのである。

 参戦国家に向けて国内では侵略の為の3点セット、有事統制、情報統制、思想統制の「有事立法法案」「個人情報保護法案」「心神喪失者医療観察法案(予防拘禁法)」が準備されつつある。新予防拘禁法は医事素養のない裁判官、警察が精神障害の病質判断をする権限を与えられる法案だ。この法案が12/6法務委員会で強行採決され、10日衆議院で採決され、11日参議委員で趣旨説明されようとしている日本独占資本主義の更なる帝国主義化、従属覇権を許してはならない。