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整然とした、非暴力のデモ行進に徹しよう!

「4・28 デモ」の意義について

2007年 4月 22日

塩見孝也


●デモはフェスタと同格か、それ以上の意義を持つ。

来たる週末の4・28に、僕らはフェスタだけでなくデモもやります。

この、「も」は付け足しの「も」ではありません。

このデモを実現することは、4・28行動が、ただのフェスタ、イベントではないことを示しています。

デモは民衆へのアッピールでもありますが、権力への民衆の要求、怒りを具体的に突きつける闘いの一歩でもあります。

実践的な政治行動、デモンストレーションを、この際は、街頭デモで、自らの政治的意志を、一日の政治行動の集約点として、確固として表出するわけです。

デモは決して、フェスタの付け足しではなく、それ自体が、ロフトフェスタと同格か、それ以上の意義を持つものとして位置づけられるべきです。

ここでは、誰もが主人、主役であります。

それ故、デモには、なるたけ多くの人々が参加されるよう願うものです。

そのため、残された一週間、僕らはデモの意義、内容、要領を積極的に宣伝して行く必要があります。


●デモコースは、以下の通りです。
17:30 大久保公園出発
 ↓
職安通りに出て明治通りとの交差点、新宿7丁目に向かう。
 ↓
明治通りに入り、新宿7、6、5丁目と進むみ、二股を甲州街道に入り、新宿通りと交差する新宿3丁目に出る。
 ↓
そこから、甲州街道を通って新宿駅南口の傍を通り、三井住友銀行のところまで行き右折する。
 ↓
そこから、8号線を道なりに北上、右カーブし、新宿駅大ガードの西口交差点に達する。

この交差点を渡り、小滝橋通りに出て、50メートル位進み、左に折れ、デモの解散地点、柏木公園に達する。
ここで、簡単なデモ集約の集会をやり、流れ解散。 (行程、約1時間余。歩く距離は、約3.3kmです)

(その後、19:00より近くで慰労会をおこないます。場所は追ってお伝えします。)


●デモに当たって基本的に留意すべき諸点とは?!

デモは、僕らの、安倍政権への怒りが、どれほどのものかを表明する指標としてあります。

従って、僕らは、フェスタ参加者が、なるべく多くデモに参加していただくよう、フェスタ進行も考えなければなりません。

しかし、これは、強制ではなないし、また、強制できるものでもありません。

叉、「自分はデモだけ参加する。」といった人々もいらっしゃると思います。

このような方々は、17時までに、直接大久保公園に結集していただければ良いと思います。

今回におけるデモの基本目的は、

@ 僕らの、4・28「沖縄デー復活(・沖縄解放)!9条改憲阻止!格差社会是正(・プレカリアート自己救済)!安倍政権打倒!」の政治的、思想的主張を第一は、デモ行動者自身が、内面的に、このような政治的、思想的意志を、街頭行動に参加する事によって打ち固めること。

A それを、新宿駅周辺の歩行者にアッピールするため、民衆へ宣伝し、呼びかける行動。

B 安倍政権に、我々の要求、意志、憤りをデモによって突きつけること。

こうなると、思います。

それが、どれほど、強固な、政治的、思想的意志を結集したものであるかをデモンストレーションの表現形態を創造的に工夫するかは、未だ残されており、尚、もっともっと討議して、考える必要はあります。

また、行進に加わらない方で、路上ビラ撒きをお願いできる方がいらっしゃれば幸いです。

今回のデモは、権力との直接の対決や、現今の既成秩序を壊す事によって批判することは、全く目的としていません。

この意味では、昔、60年代の「実力闘争」を目的としていません。

当然にも、これを契機とした「暴動」や「一揆」、或いは「武装した行動のハプニング」、「暴力化のハプニング」を期待するものでも全く、ありません。


今の権力と民衆との力関係では、デモとその目的と形態をこのように設定することは出来ません。それは、正しくなく、間違っています。

この問題は、人間観の問題、非暴力思想思想との関連で、思想的視座から接近する基本姿勢がないといけないと、思っています。

とは言え、この問題は、深くここでは指摘するにと留め、 差し当たって、力関係論から、正しくないと言っておきます。

このことを、我々はしっかりと確認しておくべきです。

以上を踏まえ、実行委員会は、原則「一人の被逮捕者も出さない」を、デモとデモ指揮の基本とすることを確認しておきましょう。

その上で、できるだけ多くの人々が、かつて、60年〜70年代の「民衆の祝祭日」としてあった「4・28沖縄デー」とその当時のデモンストレーションを想い起こし、復活させる意志があること、今後、その方向を目指す意志を固める必要はあります。


●整然と、非暴力に徹したデモ行進を!

デモの全体責任者、現場総指揮、デモ指導員数人を決めておくこと。コーラーとシュプレヒコールの確認。トラメガ二つ、宣伝カー、横断幕、のぼり、プラカード、当日撒くチラシ。

現時点では、横断幕とプラカードが、未だ出来ていません。

横断幕は、実行委で準備します。

また、プラカードは、出来れば、デモ参加者が思いも思いのものを作って来てくださればと思います。前日か、当日、ロフトで預かっていただくよう手配します。

どのようなことがあっても、デモ隊の中から「けが人」や「被逮捕者」などが出ないように、 デモの全体責任者、現場総指揮の二人の指示に厳格に従い、整然と、非暴力に徹したデモ行進をおこなってください。

なお、万一のために、救援対策〈救援センター、事務局長山中幸男氏依頼、確認済み)として、弁護士、医師は手配します。 

〜以上〜