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*「よど号」の仲間の批判に答える。

「創」記事に続く僕の提言・その2       塩見孝也

 「よど号」の仲間へ
10/8文章見ました。僕の心、趣旨が貴兄達に届かなかったのがとても残念です。
少しはがっかりしているが、徐々に、いずれは分かってもらえると思っています。
 僕の意見は留保するが、君達が当事者、主体であり、差しあたってあなた方が信ずるように進んでゆけば良い、と思います。僕はあくまで提言者です。
僕はほぼ「創」と「週刊朝日」で僕の言いたいことは言ったと思っています。だからあれで締めとしても良いとも思っているのですが、その後のいろいろな反響を考慮した場合、尚若干を補足として述べる必要を多少感じています。それが今回のあなた方への僕の反論になっておればと幸いかと思います。
 僕が心ならずもこおいう挙に出たことについては、分かる人はすぐに分かって頂けると思いますが、そうでない人には順序立てて説明しないと簡単に分かっていただけないと思います。大体は「随分と破天荒な行為だなー」と思われるでしょうし、それ以外にもいろんな反応があり、やはり総じて僕の意図を「測りかねて居る」のが最初の反応であったと思います。

僕の意図を以下四点位にまとめて述べることにします。
一、三人の青年と子供さんが亡くなっているから、真実はこれまで以上に明らかにされなければならない。日朝国交正常化のための英断「全員帰国」を完璧化するためにも真相発表が必要不可欠である。
 あなた方の動静、帰国と具体的に関連させ日朝友好を正しく促進させるための意図から今回の意見発表をしたのです。
今の日朝関係は重大な岐路にあることは周知のことです。今憎悪と不信が源となった熱戦、冷戦関係から、憎悪を愛へ、不信を信頼へ変えて行く扉が開かれつつあります。そうであればこの関係に溜まり溜まっていた膿を如何に苦しくとも突き出す闘いが要求されます。

 朝鮮国と労働党はこの課題を背負おうとしています。
日米安保、周辺事態法、有事立法、三六年の植民地支配、朝鮮人の強制連行、従軍慰安婦問題、朝鮮学校焼き討ち、朝鮮人学校女生徒暴行、朝鮮人差別等々、他方での不審船事件、拉致事件、テポドン・ミサイルの日本成層圏発射等、日本人、朝鮮人の両民族が双方で傷つけあってきた双方のこれまでの歴史の傷、痛みーーー断じて拉致は許されてはならない朝鮮人の側の過ちではあるが、それ等は決算すれば、圧倒的に日本人の側が比べものにならないほどの痛みを朝鮮人の側になしてきたと考えるがーーーを理解し合い、平和的に解決する道が開かれつつあります。

 かかる情勢下で、あなた方の対応が情勢を良きにか、悪しきにかに展開する鍵となっています。貴兄達は良く言えばオールマイティーの力を発揮するカードでもあります。良きに付け、悪しきに付け、在り体に言えば、あなた方は日朝関係の喉仏に刺さっている骨と言えます。

 であれば貴兄達自身が巧くカードをを切り、この骨を巧く抜くことだと思います。貴兄達は巧くカ−ドを切り、巧く抜こうとしています。「全員帰国」の方針がそれです。これは煉獄を覚悟し、人柱になっても日朝友好に尽くそうとする行為であり、かって「よど号」闘争によって米・日両帝国主義の非道なベトナム侵略戦争に反対し、日本・アジアの人民・民族の国際主義的連帯の道を切りひらかんとし,ハイジャックを敢行した勇敢なる革命家達の精神と同一のものです。

 この意味で「全員帰国」の方針は尊敬すべき、素晴らしい方針と言えます。この意義は殆ど理解されていませんし、もっともっと広められるべきです。
 この大局の基本観点ををしっかり押さえた上でのことですが、しかし、これには深刻で焦眉の問題が随伴しています。それは、あなた方が連れてきたかも知れないとされる石岡さん、有本さん、松木さんが亡くなっている、ことに於いてより深刻さを増している、「連れてきたか否かを含む、あなた方との関わり合い」の問題です。

 この問題は日本民衆の関心の的であり、「真実を述べて欲しい」と言う要求となっています。
 連れてきたか否かは別にして関わり合いがあったとしても、亡くなっていなければ、峻烈な問題となりませんが、亡くなっておられるから、厳格に真相が明らかにされる必要が生じたのです。全く潔白ならわれわれの間は深刻になりませんし、「やっていないことは証明できない」といった態度は止めにし、そのことを分かりやすく日本民衆に説明すれば良いのです。多少ともでも関係があれば、これまでの虚為を陳謝し、キチンと真実を明らかにし、謝罪すべきは謝罪すべきです。

 いずれにしても亡くなっているいる事態となっている以上、真相究明を曖昧に放置せず、真相は明確にされるべきなのです。
 この問題を正しくクリアーすれば、この骨は正しく完全に抜き取られ、国家間の取引材料にされることなく、自主性は確保され、あなた方の帰国行動は輝き、日朝関係は断然良き方向に展開されます。ここまでの認識は貴兄達と完全に一致していると確信しています。

 問題は、この「真相」に於いて、僕とあなた方の認識が別れていると言うことです。あなた方は「連れてきていない。全く見も知らない、あったことも見たこともない。」と言っています。
 僕は石岡さんの写真と僕のあなた方から聞いた言辞からのみ判断して、誰がどの様にして連れてきたかは保留するが、「石岡さんについては、あなた方は面識があったのではないか」と確信しているのです。 

二、すぐには理解してもらえないかも知れないが、あなた方に良かれ、と思っての信念の行動です。貴兄達の翻身のためです。
 貴兄達は今自己保身に陥っています。真実を話し、自己保身を止めることが日本民衆は勿論、貴兄達にとって決定的に良い結果となることを確信して、あの発言をしたのです。このことが権力と闘う上でも必ず良い結果となると確信して言ったのです。

 朝鮮労働党はチュチェ思想を朝鮮革命の真髄に据えている革命党であり、この思想、理論は素晴らしいと考えています。このような党ですら過ちを犯しますし、大情勢の転換に際しては、思考錯誤し、過去の誤った思想、行動を真剣に捉え返し、再生すべく自己批判しています。僕の見るところ残存するスターリン主義が害毒を流している面もあると考えます。

 このような党ですらが自己批判しているのであれば、この党を信奉していたあなた方も過去を振り返り反省すべきは反省すべきで、七〇年代から八〇年代西欧などから、それが仮に同意であったとしても、日本人民の青年を連れてくる路線も根本から検討し直おす必要があるのではないでしょうか。

 朝鮮党盲従主義、教条主義、それに基づく秘密共同体的在り様、「朝鮮革命を第一」とし朝鮮から日本の運動をリモート・コントロール出来るとする思想、自分たちや味方勢力の過ちを見つめようとせず、すぐ敵の所為、謀略の所為などにする思想、君達に異を唱える人をすぐ敵側、権力と繋がる人物とする思想、人民運動や救援運動に見られる、自分だけが革命的で、後の人はついてくるべきと言う独りよがり、嘘も革命闘争に於いて方便とする思想、総じて自己絶対化とそれ故の、自己批判し、内省する作風の欠如、独善の主観主義の作風を改めるべきです。これを朝鮮党の所為にせずーーこれはこれで検討すべきだろうがーー自らの問題として切開し、再出発すべきだと思います。このことを「自己解体し、出直すべし」と言っているのです。

 帰国問題、日本革命と朝鮮革命の関係については僕とあなた方の終始一貫した論争テーマでした。
 貴兄達は建前はともあれ「朝鮮革命第一で、日本革命は朝鮮革命を通じて」です。
僕は「日本革命第一で、この闘いでもって朝鮮革命と連帯する」です。この対立は「帰国を真剣に額面通りに推進するか、"帰る、帰る"と言って帰らず、この運動を通じて朝鮮のあなた方の組織を強化する路線」との対立となりました。 

 帰国の闘いは貴兄達を点検、自己吟味する良い機会であり、「全員帰国」は遅蒔きながらもその始まりと思います。この良き方針にも関わらず、いつも「連れてきた問題」で後退現象が見られることです。とりわけ首脳会談以降、この保身傾向が顕著になっています。この問題でのあなた方の声明、その他の文章が人の心に響いてない事実を真面目に考えて下さい。

 実際、「八尾さんと特殊機関の所為にし自分たちをいい子ちゃん」とする論述、「朝鮮国が自己批判し、責任を取ろうとしているのだから、我々にまで追求を広げるのは間違い、そうする人は権力と結託している」の論法も全く歓迎されていません。

 高沢の「宿命」批判の中での「拉致問題についての態度」などキチンと自己批判すべきです。あそこでも、日本からの拉致についてアメリカ帝国主義のせいにしていますが、日本の様々な分野の人民側の団体、人々が今深刻に自己批判しているように「(我々の間にある) 連れてきた問題」論議とは別にこれはこれで自己批判すべきです。

 どうか「よど号」闘争を貫徹した初心を忘れず、日本民衆の中にあるあの「明日のジョー」のイメージを壊さないで下さい。 
 僕は今地に墜ちつつある貴兄等の日本民衆の信頼を回復したいが為にあの一文を書いたのです。どうか、翻身して下さい。

三、真相究明の態度とその内容について

 首脳会談をもって拉致報告がなされ、有本さん、石岡さん、松木さんの死亡が報告され、この三人の人たちとあなた方の関連が、我々が尽くすべき日本の民衆が亡くなっている(最終確認がされているわけではない)ことに於いて、より深刻なレベルで日本民衆の関心の的となり、真実を知りたいと要求が高まっていることが再度確認されるべきです。

 あなた方は日本民衆により具体的に、突っ込んでその要点に於いて分かりやすくこの関連を説明し,この疑惑、つまり「三人を連れてきたか、否か、連れきたなら如何なる態様であったか、朝鮮では如何なる態様であったか」に答える義務が前にもまして生じているのです。  僕も又僕自身の体験、知見に照らして疑惑を持ち、それを内々では埒があかなくなっているので、ことの重大性故に、公然とぶっつけて、あなた方の態度、釈明のいたらななさ、朦朧さ、不明朗さを自覚してもらい、より適切な対応をしてもらいたかった訳です。

 疑惑をぶっつけ、真実を述べることを要求することが、あなた方のこれまでの態度、とりわけ9/17以降のより保身的な態度になっている状況を翻意させる刺激、契機となればと思ってです。日朝友好、朝鮮人民への迷惑を掛け、世話になったお返しとして、煉獄を覚悟した「全員帰国」の「人柱」の精神と行動を汚さないためです。

 僕も日本人民の心ある人々の殆どは「連れて行ったかも知れないが、拉致した」とは思っていません。
 勿論三人の方の死に直接関与した等とも誰も思ってないのです。
 しかし日本民衆は殆どの人が次のように疑惑を持っているのです。
 1,石岡さんと森さん、黒田さんが写っている写真はその後の流れに於いて全く偶然か?
 2,その石岡さんが1の事態とは全く関係なく、偶然朝鮮にわたり長期滞在していたのか?
 3,石岡さんと有本さん、松木さんと偶然、ピョンヤンで巡り合った?
 4,3人が偶然事故で亡くなった?
 5、こんな偶然が果たしてあり得るのだろうか?これは誰が聞いても納得できない。
 こんな疑惑は貴兄達だって持つ、客観的に存在する疑惑であると言えるでしょう。
 僕は僕自身疑惑している材料を包み隠さず明らかにして、質問をし、敢えて疑惑を突きつけ、真実を晴らして欲しい、疑惑を晴らして欲しい、と言っているのです。決して検事、警察の役目を果たそうとしているのではなく、今この問題が焦点になっているからこそ、敢えて疑惑を突きつけているのです。このことをくれぐれも誤解しないで下さい。歪曲したり、恣意的な解釈をしないでください。

 例えばあなた方は、有本さんを連れてきたことに関して、「根拠がない」と言うことで、このことをもって、石岡さんのことまで「関わり合いがあるとする見解はデタラメ」といった見え透いた手法で僕を攻撃しています。こんなペテンは止めて欲しいということです。江戸の話をして、長崎の話までした、と思いこませる話しぶりです。

 疑惑を突きつけることそれ自体が何故「害毒を垂れ流す」ことになるのでしょうか?
自分たちにとって痛いところ衝かれたからそう言っているのではないのでしょうか。
 「連れてきていなければ、面識もない」と言っている貴兄達にすれば、又朝鮮国家が「自分たちが、自主性を確認の上、連れてきた」と言っていることからして、あなた達には「迷惑な話」と思われるだろうが、3人の死を考えればそうはいかなくなっているのです。

 僕からすれば僕なりの石岡さんについては確信があり、朝鮮当局も又新聞報道に依れば「特殊機関だけがやった」とは言ってなく「調査中」と言っている以上、七〇年代から八〇年代の活動を明らかにしつつ、この疑惑に要点に於いて、誰にでも分かるように説明すべきと言っている訳です。

 今の状態は余りに不明朗なのです。 
 あなた方が連れてきたか、それとも特務機関が連れてきたか、連れてきた態様に関してはいろいろなことが考えられます。これを明らかにするのは僕の任でないし、それはあなた方のする事です。しかし「会ったことも見たこともない」とは言い張ることは出来ません。  赤木君は僕が1994年頃電話を掛けた際「マズイから余り騒がないで欲しい」と言ったことは、全くの作り話で嘘と言うのでしょうか。僕と向かい合い、僕の目を見てそう言えるであろうか。

 小西さんは「オルグ出来ず、手に負えなくなって労働党がでて来、委した」「手の届かない所に行った」と言うのは「塩見の根も葉もない捏造」と言うのでしょうか。何で今、敢えてこんな嘘を言う理由、メリットが僕にあるのでしょうか。
 常套手段の伝家の宝刀を抜いて、僕が「アメリカ帝国主義の手先となった」と言いたい所でしょうが、どうもこれはとても通りそうにもないでしょう。

 この僕の証言を否定するあなた方の方にこそ、嘘をつくメリットはごまんとあるのではないでしょうか。
 重ねて言いますが、こんなことを心ならずも僕が言わなければならなくなったのは上述した如く、日本の民衆である青年達とその子供さんが亡くなっているからです。

 「全く面識が無い」と、これでも言い張るのであれば、日本民衆に分かりやすく、その事実を説明すべきです。
 嘘を言っていたのであれば、それを率直に陳謝し、真実を話して、自分たちが「何処まで、どの様にどの程度関与し、特殊機関とどの様に関連し、自分たちの関連範囲がどの程度であった」かを、辛いでしょうが明らかにし、取るべき責任を潔く取るべきです。

 せっかく朝鮮国家が責任を取ると言ってくれているわけですから、自分たちとしての責任範囲は少ないと思われるし、それを自主的に明らかにすべきです。 そうすれば疑惑のままでフレームアップされることも防げ、疑惑も解消します。僕の見るところ責任範囲は少なく、関与程度は薄いと思っているのですが。

 何度も言いますが僕は検察、警察の役目を果たそうとしているのではなく、亡くなった三人と子供さんの為に、日朝友好のために、又貴兄達の真の翻身のために、真実を知りたいこと、納得行く説明がなされれば、その時、その場で即座にあなた方の説を採用し、必要ならあなた方にお詫びします。

 だから、真摯に説明して、「権力や八尾の側に回った」なんていう小手先の言辞は労さないで欲しいのです。

四、僕が敢えて言わざるを得なかった個人的理由とは?

 「義を見てせざるは勇なきなり」「かくすればかくなるものと知りながらのやむにやまれぬ精神」「計算なしのアホな性分」「見過ごされない性分」「潔癖感」とか、いろいろ言われている性分も作用していますが、基本的には「人間らしく生きたい」という僕の欲求に忠実にななったこと、「元赤軍派議長」「よど号闘争の広い意味での指導者」としての責任感、プライドのなせるわざと思っています。

 しかし一番は田宮、小西さん等あなた方九人への人生を賭けた情熱と献身の歴史にこたえんとする僕の方のあなた方への友情、想い、思いやりの感情であり、大事な時に役にたちたい、と言う気持ちです。政治的思想的に未来に向けては一番近しい同志であるあなた方を大事にしたいという気持ちです。

 大事な時に投獄され、本来自分が担わなければならない困難でシンドイ課題をなせず、部下の貴方がた同志達に担わせざるを得なかった、と言う気持ちです。この気持ちは「連合赤軍」の山田や遠山や森達に感じ続けている気持ちと共通します。
 今回の行為については「良く思い切って言ってくれた」「かっての議長、指導者としての行為としてよく分かる」とかが大半ですが同時に他方で少数だが「黙っているべきだった」「もう少し慎重にやるべきではなかったか」の意見や様々な言い分からなる「保身だ」として批判する党派主義者の意見、ガサ等弾圧への日和見主義とかいろんな非難が浴びせられています。

 ここぞとばかり「朝鮮の体たらくは何だ!」「分裂したではないか!」「塩見の思想、理論の帰結だ」とかと為にする思想的低空飛行の、ことの本質を分からないか、分かっていても核心をぼかし党派利害に汲々する政派、個人も飛び出してきます。
 量は少ないが、「仲間を売り渡した」とかのあくどい批判もあります。こういうことをすることが、いかほどのメリットが僕にあるか、挙げてもらいたいものです。
これらに対しては「人間らしく生きたかった」「真実に忠実でありたかった」と答えたいし、これを 踏まえてだが日朝交渉の重要なハードルにこの問題は据えられており、この解決が交渉進展の前提になっており、いずれ一定の判断が出されて行くだろうから、真相究明は進展します。貴兄達は「そうならない」「残れる」と踏んでいるようだが、いずれ真相究明と「送還」は進展する。国家間で売り買いされる前に、自主帰国の体制を整え、先制的に公然と真相を明らかにしてゆくのが最も良い対応と言えます。沈黙していて取引材料にされ、惨めな奴隷の境遇を強制されるより、タイミングを計り撃って出るべきなのです。田中義三の自主帰国スタイルを教訓としてです。

 又僕は決して抜き打ち的にやっていません。僕の挙を最初は暗示し、そのあと某かのルートで内容も伝えています。
 あなた方の今回のような態度はある程度予測していました。
僕の石岡さんについての事実認識については確信がありましたが、心が届くこと、あなた方の翻身の可能性は、いずれは分かってくれるが、すぐには難しいとも思っていました。 これらの事態は予測し、覚悟の上でした。いろいろ考えたうえでの決断でした。
 1つだけ最後に言っておきたいのは、保身であれば黙ってみ過ごしておれば、それが一番賢く、良いのです。何を好んで、人格、政治生命が厳しくあらゆる角度から吟味されるようなシンドイ政治的、思想的喧噪の渦中に飛び込むでしょうか。

 ガサなど僕の家族は何十回も経験し全くのベテランで全く気にしていません。
僕は金子さんが保釈され、第二陣の子供さんたちが来られた最初の公判の総括会議で言いました。
 「闘いはここから、闘いは今から」と。理解して下さった方は居なかったと思いますが、正にその通りなのです。
 どうか翻身して真相を話して下さい。
            10月11日

かりの会、ホームページ:塩見孝也氏の「創」記事について