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この映画の歴史的意義とは何か、この映画は、事件を、民衆として、やっとまともに語りあえる水準へ引き上げた。若松監督ゆえに出来たこと、その手法、構成と各論点。―映画論から見た評価
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連合赤軍事件そのものの真相とは?
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a: |
連合赤軍事件は何故発生したか。その真相は?無視できぬ、スターリン主義を孕んだ「毛沢東思想・中国革命・中国党の影響」、「連合赤軍」ならぬ「統一赤軍」と「野合」「新党」、「共産主義化」のベールを被った「粛清」とその展開構造、銃撃戦の意義、評価、リッダ闘争と比較して。
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b: |
体制と世間の評価や日本左翼、新左翼の宿阿としての「連赤」事件と内ゲバ問題との関連で。
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c: |
銃撃戦戦士や関係各人の対応その苦しみ、悲劇や活路、赤軍派と革命左派の対応、総括運動の各発展段階と現在。
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d: |
「日本赤軍」と赤軍派、「連合赤軍」と赤軍派、「よど号」グループと赤軍派の関連をどう捉えるべきか。
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映画上映と一体化しつつ、赤軍派の70年安保大会戦で、総括論争を含めて提起したものは何か、なにをどう、今、生かされるべきか。
民衆蜂起はどうあるべきか。民衆と大規模の巨大な政治闘争、民衆権力、統一戦線と“武装”、国際主義、“党”
※「武装」と「党」という言葉に“”をつけている言葉に留意してください。
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僕、塩見孝也は、これまでの蓄積を活かし、全力で、識見、力量ある評者・ゲスト諸氏に呼びかけ、トークを停滞、閉鎖から活性、解放へ、白熱のものへリードしてゆきたい、と思います。
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お相手は、今回のトークに十分乗っていただける以下の方々です。
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足立正生 (映画監督)
「PFLP−赤軍」のドキュメンタリー映画を作った人で有名ですが、パレスチナに行き
「日本赤軍」のスポークスマンをやる。強制送還される。
重信房子さんや日本―パレスチナ連帯に尽くす。
最近「幽閉者・テロリスト」を作る。
鈴木邦男 (一水会顧問)
おなじみの僕の友人。右翼民族派の見地から。
竹藤佳代 (ディレクター・プロデューサー・映画監督)
若松監督門下。「実録・連合赤軍」のメーキングを担当。
非常に切れる、今後の映画界の若手ホープの一人。
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なお、僕の最初のこの昨年7月の映画評は、「若松孝二監督、“実録・連語赤軍”を観る」に掲載されています。 参考として、お読みくだされば幸甚です。
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塩見孝也 |