8・6広島原爆の日、「沢口友美さんを追悼する夕べ」への御参集を!
塩見孝也 (実行委員会)
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皆さんへ
既に2回ほど本HPで告知して来ましたように、8月6日「広島原爆の日」沢口友美追悼!白血病,原爆、世界平和と日本人を考える、夕べ」のイベントを持ちます。
僕等「実行委員会」メンバ―の共通の友人、仲間、知人である沢口友美は療養、闘病の甲斐なく、叉、僕等や家族の激励、救援の甲斐なく、残念にも、本年1月10日、亡くなりました。
故人を偲び、僕等は1月16日、緊急追悼会を行い、“49日”を期しても「偲ぶ」会も持ちました。
今回は、8月6日、広島原爆の日に際し、彼女の生き様や死の意義を、日本や世界の歴史的、社会的背景から浮き彫りにし、偲んで行こうと思います。
何よりも、彼女の死の原因である白血病について、認識を新たにすること、さらに被爆2世であった点に於いて、その因果関係の具体的遡明は別にして、原爆の問題や核戦争・核兵器の問題、そして、彼女の願いであった世界平和や彼女がこよなく愛した、我が日本の真の自主の問題などを考えてゆこうと思います。
言うならば、多種多様な意見を孕みつつ、否、多様な意見の奔出の促しとそれを踏まえての統一性の在り様を獲得しつつ、彼女を歴史的、社会的観点で偲んで行こうと思っています。
幸いにも、僕等は、著名な映画監督で、同じく著名な陶芸家、神山(こうやま)清子氏の人間、女性、母親像を見事に「火火」()で映像化し、同時に、その中で白血病の問題にも真正面から取り組んでこられた高橋伴明氏をお招きすることが出来、このことを通じて、より深く突っ込んで、このテーマを考え得られる機会を得ました。
氏は生前から、沢口を激励され、逝去後も実行委員会に参加されたり、本イベントでの映画上映の便宜などでも、尽力されてきました。伴明監督の積極的協力を僕等は大いに多とするものです。
それに加え、関係諸氏のこの観点からの追悼や鈴木さんら年配諸氏のトークは、八月六日に相応しい、何かの感銘をもたらすものと確信しています。
ちなみに、実行委員会は、この日の行動を一つの重要なステップとして、沢口友美の伝記出版や、テレビ、映画方面で、沢口の生き様をより広く世間に広め、より末永く世間に残してゆく計画も緒に就かせよう、と思っております。
或いは、ささやかな彼女の記念塔やお墓も、この東京に造ろうと思っております。
皆さんの、このイベントへの御参集を訴えます。
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