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「監獄記」(塩見孝也著)の目次
監獄から世界を変えようとした男のファイティングメッセージ


第1章 監獄武勇伝・厳正独居物語
  (1)府中刑務所の初洗礼、「寒地獄」の超異常独房
  (2)冷徹な国家意志としての厳正独居房
  (3)「よど」号事件の起こる半月前、警視庁留置場にいた
  (4)宣戦布告、係長との論戦
  (5)2度目の蒼白い顔の妻の面会
  (6)奮戦録、泣きを入れた係長
  (7)区長との論戦、だらしない管理部長
  (8)厳正独居・夏から冬の陣へ――地獄の「35」房
  (9)新区長の降伏通告

第2章 府中刑務所・北部区物語
  (1)諦観し、自虐と意地のバランスで流されてゆく懲役たちと「獄中者組合」
  (2)愚かしい「北3」模範工場
  (3)やくざが仕切る「北6」工場
  (4)世界に冠たる官僚天下の日本監獄
  (5)ハンダ班の面々、“おんなの鑑”を発見す
  (6)殺し屋とやくざ民族派とを繋ぐ回路を探る
  (7)満期で出られると思うな! 
  (8)「寅さん」映画と演芸会
  (9)モハメッド・アリと大運動会
  (10)さらば、府刑紫陽花よ

第3章 逮捕、取調べでの死闘と僕の凄まじい決意
  (1)被逮捕の記
  (2)築地署
  (3)警視庁での死闘の開始と「よど号」ハイジャック事件の勃発
  (4)ハイジャックの影響と佐藤栄作政府の「無法」な弾圧戦略
  (5)大熊・前田との取調べでの死闘、完全黙秘の危機とその克服
  (6)不退転の決意、妻の覚悟

第4章 監獄での「連合赤軍事件」体験――森恒夫物語
  (1)墓参
  (2)移監――同志たちとの再会
  (3)「よど号」弾圧を撥ね返す闘いと71年民衆闘争の高揚
  (4)「先ず隗より始めよ!」「“前衛の軍人化”の提唱」       
  (5)「よど号」ハイジャック事件初公判――再「戦闘宣言」の宣布
  (6)赤軍派内訌
  (7)銃撃戦と「同志殺し」に接して
  (8)連合赤軍事件の全体像とは?
  (9)赤軍派系の5名の同志たち、革命左派系の7名の戦士を先ず追悼する
  (10)森同志を追悼する理由
  (11)器量小さきを恥じる|――獄中指導者の呵責と代行者、森君への愛惜、禅譲と「易姓革命」の緊張の狭間にあって
  (12)「誰かが、“死ぬ覚悟”を持って“悪役”を演じざるを得なかった」と言えるか?
  (13)森よ、生き延びて欲しかった
  (14)永田さんへの提言

第5章 東京拘置所の英雄たちと我が新3舎2階15房
  (1)我が第2の故郷、東京拘置所・新3舎2階15房
  (2)自殺防止房
  (3)面会と手紙
  (4)裁判所通い
  (5)証言出廷、アピール、懲罰
  (6)死刑制度廃止闘争と救援連絡センター
  (7)子供面会実現闘争
  (8)監獄英雄第一号、若宮正則同志
  (9)今も闘っている不屈の監獄英雄、礒江洋一
  (10)監獄のジャンヌ・ダルク、荒井まり子さんや監獄の「聖者」益永利之君らの闘い
  (11)永山則夫、矢谷一夫、飯島博、関口政安
  (12)羽原起興、曹正一
  (チョッチョ・イル)、アイヌ活動家・「北」さん

第6章 僕の監獄録と監獄論
  (1)監獄夢三夜
  (2)監獄は回想する場所
  (3)妻について
  (4)僕のルーツを考える。
  (5)監獄の躁鬱、絶対的自由
  (6)唯物論に立脚する社会諸関係分析と僕の「寝座禅」
  (7)監獄は反省するところなり―――我が監獄論
後書き