今秋発売決定!!
監獄武勇伝(かんごくぶゆうでん)
元赤軍派議長 塩見孝也著
出獄して15年の沈黙を破り語られることのなかった、
獄中での20年にわたる闘争を
赤軍派最後の大物・塩見孝也元議長が
21世紀に総括する獄中闘争記である
革命無罪 封印された連合赤軍の真実。
記憶のトビラをこじあける。
厳正独居房 府中刑務所
たった一人の戦い 北部区の虜囚に囲まれ
フラッシュバックで甦る 東京拘置所
逮捕、そして僕の凄まじい決意 過酷を極める取調べ
僕の獄中闘争と連合赤軍 「よど号」事件の勃発
永田洋子と森恒夫 「迷ったら“左”へ行け」
今だ監獄で戦う英雄たち 監獄の無頼漢
獄の中のリーダーとは?
僕の一番語りたかったことをすべてお話します。
(本文から)4章 僕の獄中闘争と連赤体験
6節 獄中での連合赤軍事件体験(より抜粋)
1973年、2月19日〜28日、10日間の浅間山荘に立てこもった5人の戦士達の機動隊との銃撃戦闘がラジオから 東拘の意識的な情報選択、管理の下で、切れ切れながらですが、報道されてゆきます。新聞は殆ど墨で消されて、読めたものではありませんでしたが、それでも写真らから大体の様子は伺われます。
面会からの還房の際、介護の看守が「勝負にならない。皆撃たれてしまう。射撃の精度が違う」というので「どっちがどっちに対してそうなのか?」というと「機動隊の側が、連合赤軍に撃たれるのです」と言ったのを、よく覚えています。(中略)
しかし、3月7日より 次々と「同志殺し」のリンチ殺人が露呈してゆくにつれ、状況は一挙に暗転してしまいます。
※鋭意製作中につき、章タイトルは仮であり変更することがあります。
価格未定・闘争中
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