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 * 金正日国防委員長と朝鮮労働党中央委員会に当てた塩見の申入書

訪朝平和義士団募集のお知らせ

 本ホームページを見られている皆さんへ

 これは文面の通り、金正日国防委員長と朝鮮労働党中央委員会に当てた塩見の申入書です。
 22日「熱烈に歓迎する」という返事が届きました。

この確認が出来ましたので、本日より、塩見は早急に実行委員会とその事務局を発足させ、この申し込みの趣意にそって、段取りの大綱を策定し、平和義士団を募って行く過程に入ろうと思っています。
 団の事務所、連絡会議の場所、要領などは追って連絡します。
団参加の申し込みの要領なども追って然るべき形で連絡するようにします。 今の段階では、訪朝平和義士団へ、ご連絡をお願いします。
 さし当たって本ホームページに注目しておいて下さい。    7月22日 塩見孝也
※諸事情により一部原文を変更してあります(HP製作者注 9月14日)

                          

※  ※  ※  以  下、 申  入  書  ※  ※   ※

 キム・ジョンイル国防委員長殿、朝鮮労働党中央委員会様


 初めまして、私は塩見孝也と申します。
このたび、私の友人、康成輝さんに手紙を託し、我々の思いを伝え、以下の申し出をしたく思います。
 私達は現在の日朝関係と我が国に蔓延している排外的な貴国への悪感情を憂いています。あの画期的とも言える9/17の「ピョンヤン宣言」が発せられて以降、一転しての、更には不当なイラク侵略戦後のこの日本の状態を憂いています。

 しかし、対米追随勢力やメディアらで作りだ出されている、あの馬鹿騒ぎに日本の民衆はいい加減食傷気味となり、ようやく冷静さが取り戻されつつあります。

 殆どの日本国民は、根底において、戦争を望まず、平和を望み、日朝間に横たわっていた日本側に原因する近代の不幸に終止符を打ち、国交正常化を実現せんとして、発せられた「ピョンヤン宣言」を歓迎しています。

 1周年を2ヶ月後とする現在、私達は今こそ、日朝不戦の決意を新たにし、投げ捨てられかかっているこの「ピョンヤン宣言」を蘇らせ、この原点を踏みしめ、ここから日朝正常化の更なる歩を踏み出すべきと痛感しております。

ある面でどん底状態にある日朝関係を打開する時期が到来しつつあると思っております。

 その為には先ず民間から、各界の人々を始めとする思想、意見の異なる多数の老若男女の人々が「日朝不戦」「“ピョンヤン宣言”実行」で一致し、貴国を訪問し、胸襟を開き、貴国、貴国国民の方々とフランクに話し合い、閉塞された日朝関係に風穴を開ける必要があります。

 当然にもこの中には貴国に批判的な方も居ます。否、そう言う人が大半かも知れません。
しかしそのような人々も、先の2点を承認し、貴国と話し合い、貴国を知り、平和を望んでいることに何の変わりもありませんし、否、このような人々こそが、平和の思いは強く、日本を本当に愛し、日本人と朝鮮人の一衣帯水の友好を望む普通の日本人の気持ち、意見を代表していると考えます。

 時代は大きく変化して行っています。旧い友人を大切にすることも大切ですが、このような時代の中で生まれた、新しい何千、何百、何千万の日朝とアジアの平和、連帯を考える日本人をある面では代表するような人々と貴国が接され、その人々の意見に耳を傾けられ、又貴国も信ずるところの意見を述べられ、我々に理解を得させ、忌憚無く話し合われ、新しい友人を作られ、そこから国家100年の大計を考えられることも必要かと思れます。

 私達は左右、反戦・非戦・戦争肯定、非暴力・暴力、環境派・非環境派等等を問わず、社会運動、経済、文化・芸術、政治、農業、医学、教育等々各界の人々に広く呼びかけ、9/17を前後して、10日間ぐらい、ほぼ300人位をめどに貴国を訪問したく思っております。

 往来の便は“真っ白”の船、平和の船です。

 このような船が出航し、日朝の新しい質の交流が実現されれば、日本の世論も大きく変わって行くものと確信しております。

 どうか国防委員長殿や中央委員会の皆さんが、大局観、大度量を発揮され、私たちの思いを受け止めて下さり、英断を持ってこの 提案を受け入れて下さればと思います。

 詳細の程は康さんからお聞き下さい。お手数ででしょうが、よろしくお願いします。
                  二千三年七月五日         塩見孝也