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法政大学処分撤回闘争の現状に注目を!

2006年 6月29日

                    塩見孝也



 6月25日、法政大OB主催の「後輩激励集会」に参加。

 場所は飯田橋ラムラ(セントラルプラザの10階)

 被処分対象の友部君や久木野君や弁護人の報告を受け、OBたちは、大いに激励しました。

 3・14の29名逮捕、謹慎処分、文学部教授会3名の学生を退学処分、2名の法学部学生が退学処分の検討対象とされる。

 ハンストも含んだ断続的な不屈の処分撤回闘争が継続され、次第に法大生の心を捉え始める。

 6・15決起集会と国会デモ、マタマタ退学処分された学生諸君の処分撤回のビラ巻きに、警察が再逮捕、現在4名が拘留されています。

 この完全黙秘で闘う4名への逮捕、留置(牛込署)では、立ちんぼーを続けさせるなどの人権蹂躪の所業がある、と弁護士は報告している。未だ内容は定かでないのですが、4人は不屈で至って元気とのこと。

 ビデオが放映され、このプロセスが良く分かりました。

 そして、6・25の「OB達の激励集会」となったわけです。

 6・11の塩見塾に参加したメンバーで、興味をもたれた方も何人か来ていたし、僕も、発言しました。

 OBの中川文人さんが司会をされていました。

 2次会も楽しかった。

 ひどい話です。立て看板やチラシ配布が退学処分の理由なのです。

 こんなことが許されて言い訳がありません。

 これは、共謀法制定と連動する言論、表現の自由の破壊であることは言うまでもありません。

 しかし、早稲田、東大、大阪経済大ではそれは既成事実化していたわけです。

こういった、学生運動弾圧の最後の防波堤が法大学生運動であるわけで、この意味で、この処分を巡る攻防は、この戦線での「天下分け目」の天王山的闘いと言われています。

 明日は、平林総長室包囲デモをやるとのこと。そして、このデモは、26日、1千名(伝聞?もう少し、少ないのでは?)のデモ隊に膨らんでいったとのことです。

 僕は、44年前の、僕が始めて決起した1962年の「大学管理制度法案」粉砕闘争を想起しつつ、学生たちやOB達の言い分に共感し、なんとしても処分撤回を実現しなければ、と思いました。

 この闘いに共感する法大生は、日を追うごとに増えつつあります。

 それは、友部君らへの教授会の二度の処分決定延期にも現れています。

 「学生運動再生の狼煙になりそうな!?」直感をしました。

 判りやすいパンフレットあり。

 「3月14日、法政大学で何があったのか!?―3・14法政大学29人不当逮捕を許すな?」
 (発行者 3・14法大弾圧を許さない法大生の会)

 「3・14法大弾圧を許さない法大生の会」

 BLOG:http://hosei29.noblog.net


               塩見孝也