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**サイト名"ぱとり"の由来

**パトリ論

■パトリ(源郷)■
 ギリシャ語が語源。物語や神話に因んでいる氏族・部族発祥の地、日本語で言えば氏族や部族を発祥させた土地の神を祀るところ。中国では社は土地の神、稷は五穀の神、翻ってその人の人生にとって最も愛着のある場所、普通は両親、家族と暮らしたふるさと、故郷。しかしそうでない場所だって人間は故郷だと思う場合がある。そういったものの総体としての共同体、国の実質が凝集している場所。
 このような「人と土地の歴史的集積」が民族や国の内実、実質であると言える。このような内実、実質としての民族共同体、国を愛し守る人を愛国者、パトリオットと言う。
 国家を牛耳る支配勢力支配階級がいうところの民族(主義)には、彼らの利益を守るための国家至上主義にすり替えられやすい、という危険性が伴う。
 このような国家主義に収斂するような民族主義ではない新しい民族主義を探求することが、僕の思想/実践であり、皆さんへの提案であり、そのような愛国主義、愛国(くに、クニ)主義が僕の言うパトリオティズム、愛国主義の根本である。

(塩見孝也著「さらば赤軍派 私の幸福論」より)